＜柔道：全日本選手権＞◇２９日◇日本武道館

　東海大４年の王子谷剛志（２１＝東海大）が、２度目の出場で初優勝した。

　ロンドン五輪１００キロ超級代表の上川大樹（２４＝京葉ガス）と決勝で対戦した王子谷は４分１８秒、大外刈りで一本勝ちした。１３年世界選手権１００キロ超級代表の七戸龍（２５＝九州電力）は準々決勝敗退。昨年この大会で準優勝した原沢久喜（２１＝日大）も準々決勝で姿を消した。史上最年少の１７歳２カ月２０日で出場した香川大吾（広島・崇徳高）は初戦の２回戦を突破し、続く３回戦で敗退した。