2日午前2時26分に終了した全米オープンテニス男子シングルス4回戦の激闘から約12時間後。8強に進出した世界ランキング11位の錦織圭(24=日清食品)は練習で始動した。

 4時間19分を戦った4回戦の疲れも見せずに、チャン、ダンテの両コーチと約1時間、打ち合った。

 準々決勝で対戦する全豪覇者で同4位のワウリンカ(スイス)を想定し、相手が得意なスライスを返球する練習も取り入れた。ワウリンカとの対戦成績は2戦して全敗。

 準々決勝は、日本時間4日の午前4時以降に、センターコートで行われる予定。勝てば、18年熊谷一弥以来96年ぶりの日本男子大会4強入りとなる。