短水路(25メートルプール)で争われる競泳のワールドカップ(W杯)東京大会の前日会見が27日、東京辰巳国際水泳場で行われ、男子で100メートル、200メートル個人メドレーなど4種目に出場する萩野公介(東洋大)は「(海外の)強豪に気持ちで負けないようにしたい」と抱負を述べた。普段出ない100メートル自由形にエントリーした狙いは「スピードを強化したい」と説明した。

 200メートル個人メドレーで萩野との対決が楽しみな瀬戸大也(JSS毛呂山)は、調子はいまひとつと言いながら「いい勝負ができれば」と意気込んだ。

 女子の渡部香生子(JSS立石)は50メートル平泳ぎと100メートル個人メドレーの2種目で、ロンドン五輪100メートル平泳ぎ覇者で同じ17歳のルタ・メイルティテ(リトアニア)に挑戦する。「しっかり学びながら楽しんでレースをしたい」と話した。