<高校ラグビー:御所実117-7中標津>◇2回戦◇30日◇花園

 御所実(奈良)が花園歴代5位の高得点で中標津に大勝した。7人制日本代表の超高校級WTB竹山輝暉(3年)の4トライを筆頭に、19トライを量産。圧倒的な攻撃力と、堅実な守りを披露した。

 春の選抜大会に出場できなかったことなどにより、今大会はBシードだが、大会関係者の下馬評では、圧倒的V候補の東福岡に続く対抗馬と見る向きも多い。元日の3回戦は東のBシードで最強視される慶応(神奈川)が相手。竹田寛行監督(54)はこの日の試合を「イージー・エラーが多い。慶応さん相手にこんな内容では、簡単にやられますよ」と辛口で振り返り、次の大一番を見据えていた。