4年に1度日本で開催されるバレーボールの国際大会、ワールドグランドチャンピオンズカップ女子大会の開幕前日の11日、日本の真鍋政義監督は名古屋市内での記者会見後に、センターを従来の2人から1人減らし、アタッカーを増やす新戦術で臨むことを明かした。

 ブロックなど守備面より攻撃を重視する。これまでにない構成に同監督は「世界のミドルプレーヤー(センター)と比べて日本には点を取れる選手が少ない。点を取れる選手を入れる。新しいことをやらないと3年後の五輪で勝てない」と説明した。

 大会は開催国の日本にロンドン五輪金のブラジル、同五輪銀の米国、欧州選手権優勝のロシア、タイの各大陸王者に主催者推薦のドミニカ共和国が加わった6チームの総当たりで争われる。前回4位で世界ランキング3位の日本は、12日の初戦で世界ランク6位のロシアと対戦する。

 男子大会は19日から京都、東京で開催される。