<バレーボール:女子世界選手権>◇第3日◇25日◇イタリア・バリ◇1次リーグ第3戦

 D組では世界ランキング3位の日本は同22位のキューバに3-0でストレート勝ちし、2連勝とした。日本は2勝1敗の勝ち点7で、キューバは3敗で同0。

 第1セットから江畑(カンヌ)、大野(NEC)のアタックが光り25-19で奪うと、第2セットは26-24で競り勝った。第3セットは終盤に粘るキューバを振り切り、25-23で制した。

 D組では中国がベルギーを3-0で破り、3連勝の勝ち点9で2次リーグ進出を決めた。アゼルバイジャンは3-2でプエルトリコに勝ち、ともに勝ち点4となった。

 真鍋政義・日本監督のコメント。

 「キューバの高さとパワーに苦しめられたが、最後はストレートで勝って、いいムードができた。次のプエルトリコもキューバ以上に強い。負けると2次リーグに行っても厳しいので、(最終戦の中国よりも)プエルトリコに集中したい」。

 木村沙織のコメント。

 「チーム全体の動きは、試合を重ねるごとに良くなっているのかなと思う。常に安定したプレーをしなくてはいけない」。

 ガラ・キューバ監督のコメント。

 「(若手主体の)われわれの大きな目標は2020年の東京五輪だ。フィジカル面でもメンタル面でも、いい経験としなければいけない」。