8月30日までニュージーランドで行われた冬季競技の国際総合大会ウインターゲームズのカーリング女子で優勝したチーム青森が、1日、成田空港着の航空機で帰国した。決勝で3月の世界選手権で優勝した中国を破っての優勝に、サードの本橋麻里は「高いレベルでの戦略ができるようになってきた」と話し、主将の目黒萌絵は「五輪でのメダルも見えてきた」と手応えを感じた様子。今後は14日から約1カ月のカナダ遠征を行い、11月5日開幕のバンクーバー五輪代表チーム決定戦(青森)に備える。

 同大会のアルペンスキー男子回転で4位に入った皆川賢太郎は「優勝を狙ってましたけど順位はまあまあ。現状は今の時期としては100点」と話した。不安を残していた右ひざも「だいぶよくなってきて、びびらずに踏み込めるようになった」と充実ぶりを語った。