リュージュ日本代表が10年バンクーバー五輪で使用するソリとウエアに、日本を代表するアートが施される。3日、都内で宇宙航空研究開発機構(JAXA)と東大が開発に携わった新型ソリを公開した。従来より0・4秒速くなったというソリを、現代美術作家の中村哲也氏(41)がウエアと合わせてカラーデザインすることが決定。成田空港でオブジェを展示し、全米のナイキのCMにも作品を提供している同氏は「最速のソリに合うような最速のデザインを考えたい」と製作に意欲を燃やしていた。