戦後の混乱期に競泳で活躍して「フジヤマのトビウオ」と呼ばれ、昨年8月2日に死去した古橋広之進さんの一周忌に合わせ、五輪選手の強化拠点である東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターの敷地内に7月下旬に記念碑を建立する計画が進んでいることが11日、スポーツ界関係者の話で分かった。日本水連幹部は「記念碑で五輪選手を激励する意味を込めたい」と話した。記念碑は御影石を使用して胸像を埋め込み、古橋さんの座右の銘だった「泳心一路」など語録も入れるイメージという。