ミポリンとフィギュアの村上佳菜子(15=愛知・中京大中京)との、同学年「ホットライン」が開通した。スピードスケートの今季開幕戦となる全日本距離別選手権が30日、長野・エムウエーブで開幕する。バンクーバー五輪で同競技日本人史上最年少で出場した高木美帆(16=北海道・帯広南商)が、村上と14年ソチ五輪を目指す。今春、関係者を介し、知り合い、メル友になった。高木は「いい刺激になる」と力に変えている。

 同学年として同じスケート界の将来を担う立場として、引かれ合うものがある。2人は知り合うとその場で意気投合。携帯のメール番号を交換した。グランプリシリーズのNHK杯はテレビで観戦。村上が3位に入ると「すごいね」とメールを送った。

 W杯前半戦の代表は今大会の結果次第となるとはいえ、昨季の成績、ソチ五輪を見据えればほぼ“内定”している。高木は「W杯に出て経験を積みたい。一緒に伸びていければ」。2人でスケート界を盛り上げていく。【松末守司】