ソチ五輪出場一番乗りを決めた女子アイスホッケー日本代表の愛称は「スマイルジャパン」-。1日の日本アイスホッケー連盟の理事会後、奥住恒二会長(71)が特許庁に商標登録を出願したことを明かした。2年前から国際空手道連盟極真会館の女子日本代表が「スマイルJAPAN」を名乗っているが、同会館からの快諾も得た。

 最有力候補だった「スマイルジャパン」だが、同会館の女子日本代表が使用していることがネックになっていた。先月、日本連盟の関係者が同会館の幹部を訪問し「スマイルジャパン」採用のお伺いを立て、許可をもらった。日本連盟の奥住会長は「“いいですよ”と快く言ってくださった」と感謝の言葉を口にした。

 アルバイトと競技を両立する選手たちは、ピンチでも笑顔を絶やさず、98年長野以来、4大会ぶりの五輪切符を勝ち取った。ツバキ、氷上のなでしこ、白雪、オーロラなどさまざまな候補が浮上も、選手はチームを象徴する愛称として「スマイルジャパン」を希望。同じ愛称の女子空手選手とともに世界に「スマイルジャパン」の名を広めていく。

 [2013年3月2日8時55分

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