スピードスケートの日本電産サンキョーが30日、長野・下諏訪町の同社で来季の新体制と強化方針を発表した。

 ソチ五輪男子500メートル6位の長島圭一郎(32)は現役続行を表明した。当初はやめるつもりだったが、永守重信会長(69)から「ばか者。10歳上の葛西選手が次に金メダルを狙おうとしている。もう1度やり直せ」と叱咤(しった)を受けて考えを改めた。同5位の加藤条治(29)は今季は体作り優先で大会への出場は未定。「同じことをやってもだめ。一から体を作り直す。調整が間に合わなければ大会には出ない」と長期的な計画で、4年後の平昌五輪を目指す。