バレーボール女子日本代表の山本愛(29=JT)が、チーム力アップのためコート外での「つなぎ役」に徹する。チームは28日、欧州遠征のため成田空港を出発。今回は若手主体のメンバー構成。中堅選手の山本は「みんなが話しやすい雰囲気をつくりたい。変な壁ができないよう潤滑油になりたい」と、若手とベテランのまとめ役を買って出た。3位になった昨秋の世界選手権でチーム力の重要さを痛感。「去年以上のチーム力をつけないと」と話した。チームはモントルー・バレーマスターズ(スイス、6月5日開幕)に出場後、同14日からドイツと3連戦を行う。