日本体協の泉正文国体委員長は14日、2016年夏季五輪実施競技の追加候補となったラグビー(7人制)の国体実施について「(現在実施している)15人制は日程が長いため運営上の問題もあった。7人制は好ましいことだが、国体委員会で議論しないといけない」と引き続き検討課題とする考えを示した。

 日本ラグビー協会は、普及のために国体で15人制に代わって7人制を導入する意向を持っており、日本体協もこれまでの国体改革の中で議論してきた。泉委員長は「参加人数を削減する国体簡素化の流れに沿っている」と理解を示した。