<ラグビー・関東大学リーグ:筑波大7-0帝京大>◇27日◇対抗戦◇東京・秩父宮ラグビー場

 対抗戦で、昨季初優勝した帝京大が同5位の筑波大に0-7で敗れる波乱が起きた。筑波大の激しいタックルに攻撃を阻まれ、早くも1敗を喫した。筑波大の帝京大戦勝利は94年度以来。リーグ戦では、法大が流通経大を32-24、関東学院大が大東大を17-14で下し、ともに2勝目を挙げた。

 帝京大は優勝候補ながら屈辱のノートライに抑えられた。強力FWを軸に攻撃を何度も仕掛けるが、筑波大の低くて厳しいタックルにゴールラインを割ることはできなかった。今季2戦目での黒星。岩出監督は「相手のディフェンスが良く、うちのミスも多かった。選手にはいい勉強、一番の反省になった」と振り返った。殊勲の1勝を挙げた筑波大の古川監督は「選手たちの健闘をたたえたい」と話した。