大相撲の二所ノ関一門の連合稽古が25日、千葉・船橋市の松ケ根部屋で行われた。関取衆の申し合いでは、日本人大関の稀勢の里(25=鳴戸)と琴奨菊(28=佐渡ケ嶽)の2人が土俵を占拠。互いに負けん気を全面に出し、「もう1丁」を連発して、16番連続で取った。10勝した稀勢の里は「なかなか大関とやることはないですから。少しですけど、体、こたえますね」と振り返った。琴奨菊は春場所中に左手首を痛めた影響が心配されたが「最初は怖さがあったけど、意外と大丈夫だった」と話した。