11日発売の週刊現代で千代大海(32=九重)魁皇(36=友綱)の2大関が「八百長力士」として実名で告発されていることが10日、分かった。元幕内若ノ鵬(20=本名ガグロエフ・ソスラン)による“八百長告発”第2弾で、前回は琴欧洲、春日錦が名指しされていた。

 日本相撲協会再発防止検討委員会の伊勢ノ海委員長(元関脇藤ノ川)はこの日、2大関から事情説明を求める可能性を示唆。「記事を確認して必要であれば(巡業が休みの)14日にも話を聞くことになる」と話した。一方、魁皇の師匠の友綱親方(元関脇魁輝)は普段から無気力相撲を厳しく戒めていることを明かした上で、八百長を否定。「伊勢ノ海親方から指示があれば説明させる。若ノ鵬をここに呼んで直接話したいよ」と話した。