モンゴルのエンフバヤル大統領は12日、ウランバートル市内の大統領府で、大相撲の横綱で同国出身の朝青龍に「労働英雄」賞を授与した。日本の国民栄誉賞に相当し、大相撲の力士の受賞は初めて。朝青龍は「これからもファンを喜ばせられる相撲を取りたい」と語った。同大統領は5月の選挙で敗退し、18日には新大統領が就任するため、モンゴルでは選挙での支持に対する「お礼」との見方も出ている。夏場所で初優勝した大関日馬富士にはスポーツ功労賞が授与された。