大関日馬富士(25=伊勢ケ浜)が23日、「将来の弟子」の死に、言葉を失った。重い心臓病と診断され、米カリフォルニア州の病院で5月に心臓移植を受けた横浜市の山保一己ちゃん(1)がこの日、肺出血で死去。一己ちゃんの主治医との縁で、4月に横浜で一己ちゃんを見舞った日馬富士は、大阪・堺市の合宿先で事実を知らされ「えっ…」と絶句し、立ちつくしたという。見舞った際には「早く元気になって相撲を見に来て。将来の僕の弟子として楽しみ」などと話していた。この日のブログには「天国では元気に遊んでほしい。とても悲しいね」とつづった。