左ひじと腰の治療で5月30日からモンゴルに帰国していた横綱朝青龍(28=高砂)が、名古屋場所(7月12日初日、愛知県体育館)の出場を決意したことが28日、分かった。夏場所14日目の日馬富士戦で右腰などを痛め「全治3週間」と診断され、名古屋場所休場の可能性もあった。しかし、近い関係者はこの日、「左ひじの痛みは慢性化していますが、腰は完治しています。場所に出場する気持ちで日本に戻ってきます」と話した。予定では名古屋場所番付発表に合わせた29日、成田空港着の航空機で再来日し、当日中に名古屋入りするという。