<卓球:世界選手権>◇1日◇男子ダブルス2回戦◇横浜アリーナ

 若さあふれる松平賢二(20=青森大)、上田仁(17=青森山田高)組が、荘、呉組(台湾)に4-1(11-8、11-5、11-8、11-13、11-8)で大勝し、3回戦進出を決めた。

 この日の午前中に行われた混合ダブルス2回戦で上田が荘と対戦。その際の感じた相手のプレーを松平に伝えて分析し、男子ダブルスでの勝利につなげた。上田の速い攻めに加え、松平の粘りとフットワークがこのペアの特長。上田は「自分で言うのも何ですが」と前置きしながら「勢いに乗ったら止められないと思う。若さを生かしてやってます」と笑う。立ち見も出るほどの観客の応援に松平は「声援が力になりました」と話した。

 2日12時から行われる3回戦ではアテネ五輪シングルスの金メダリスト柳承敏、前々回の世界選手権シングルス3位の呉尚垠(韓国)の強豪ペアに挑戦する。