阪神鳥谷敬内野手(36)が29日、交流戦開幕戦のソフトバンク戦(甲子園)を欠場し、入団1年目の04年9月9日から15年ががりで続けてきた歴代2位の連続試合出場が1939でストップした。大きな節目を迎えた背番号1の境地を担当記者が思いやった。

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 鳥谷は本を読み進めて深く納得したという。内容は「アフリカに靴を売りに行った営業マンの話」。メーカーA社とB社が新市場開拓先として、アフリカのある地域を選び、互いに敏腕営業マンを投入。その地域では靴を履く文化がなく、皆はだしで生活していた。A社の営業マンは「ここで靴は売れない」と撤退し、B社の営業マンは「誰も靴を履いていないから、とてつもないチャンスだ」と考えた-。ビジネス界では有名なたとえ話だという。

 「どちらが正しいというわけじゃないけど、同じ状況でも考え方1つで前向きになれるんだなってね」

 この2カ月間、鳥谷は当たり前のように、少ない出場機会でも結果を出せるように試行錯誤を続けた。連続試合出場が止まり、気持ちが切れるか、新たな向上心が生まれるのか。答えは後者だと予想する。【阪神担当 佐井陽介】