<練習試合:ソフトバンク5-10オリックス>◇11日◇ペイペイドーム

「練習試合」という名称が少しばかり本気度を減退させるのか、無観客のスタンドの寂しさが、試合の「熱量」を感じさせないのか…。待ちわびたプロ野球の開幕まであと1週間となった。ソフトバンクも12日からの広島3連戦(ペイペイドーム)で総仕上げとなるのだが、どうも「投打」ともにしっくりこない。柳田、バレンティンの「YB砲」が初のアベック弾を披露してくれたものの、昨年16勝7敗2分けと、かもにしていたオリックスに連敗。まあ、勝敗はさておいてムーア、松本の先発ローテ候補が課題を抱えたままの途中降板では、気持ちがすっきりしない。

ホークスにとっては「お得意さま」にしていたセ・リーグとの交流戦も中止になって、文字通り今季はパ5球団との激突シーズンとなる。練習試合と言えども同リーグの3連戦は勝ち越しで終えてほしかった。ましてや本拠地3連戦だっただけに、何とも後味が悪いではないか。

バックネット裏の球団室からは王球団会長もしっかりと観戦。「開幕スタートダッシュが大事になる」と王さんも話していただけに、何とか残り1週間でチーム状態を上向きにしてもらいたいものだ。

新型コロナウイルスの影響でホークスの本拠地ペイペイドームも2月のライブイベントを最後にお客さんを入れていない。スタンドは約4カ月も使用されていないだけに、座席の上にはうっすらとほこりがかぶっている。ピカピカにとは言わないけども、チームも球場も6・19開幕はすがすがしい気持ちでプレーボールといきたいものだ。【ソフトバンク担当 佐竹英治】