勝負の夏を乗り越えるカギは、よく食べて、よく走ること!? DeNA三浦大輔監督(49)は、6月27日の広島戦(マツダスタジアム)の試合前取材で暑さ対策を聞かれ、笑みを浮かべながら、自身の現役時代を振り返った。

「夏バテがなかったというか、暑いのは暑いんですけど、暑くて、食欲が落ちることはなくて。特に何かしてるわけじゃなく、年がら年中食欲はありましたね、なぜかはわからないですけど。暑くてもおなかは減ってたので、しっかりと食べて、それが結果的に良かったかなと思います」

現役時代、ランニングなど日々のルーティンを黙々と消化しながら、投球術と制球力を武器に通算172勝を挙げたのは周知の事実。25年の現役生活の裏には不断の努力はもちろん、衰え知らずの“食い力”もあったことを知った。

食材、料理は体が求めるものを選択した。報道陣から「旬の食材を選んで食べたりしますか?」と聞かれ「どうなのかなぁ…。食べに行ったら、旬のものを出してくれるところもあるし、体が欲するものを食べた」と笑顔で話した。

広島への移動休みだった26日は「イノシシ料理、広島焼き」を食べたという。25年ぶりのリーグ優勝に向け、チームが猪突(ちょとつ)猛進することを想像しながら、その日は三浦監督を習って? 広島焼きを満腹になるまで堪能した。【DeNA担当 久保賢吾】