新年明けましておめでとうございます。2年連続でソフトバンク担当を務める24年シーズン。
ホークスは小久保裕紀新監督(52)の下、覇権奪還を目指す戦いが始まる。
個人的な話になるのだが、小久保新監督に不思議な感覚でいる。
記者は大学を卒業するまで筋金入りのG党だった。きっかけは小久保監督。小久保監督が巨人でプレーしていた05年、記者は当時小学校中学年だった。
「かっけえ~」。豪快なバット投げにほれた。
出身は関西。両親は大の阪神ファンだった。伝統の一戦はよくテレビ観戦したものだ。小久保監督のファンとなり、背番号6入りの巨人ユニホームを「ほしい」とねだり、誕生日プレゼントでもらった。
うれしくてユニホームを着て登校もした。ただ、悲しいことにクラスメートに巨人ファンは誰もいない。大多数が虎だ。今岡、アリアスとタテジマのTシャツが目についた。休み時間のドッジボールは巨人ファンが理由で標的の的にされることもあった。
大学では生徒数が桁違いで巨人ファンをきっかけに彼女もできた。東京ドームにも行った。現地で初めて聞いたチャンステーマ「Gフレア」は鳥肌が立った。今思えば野球を好きになり、この職種を志した。原点は少年時代に抱いた小久保監督への憧れだったのかもしれない。
今年で記者歴5年目を迎える。娯楽にしていたプロ野球が仕事となり、一般のサラリーマンでは経験できない経験もさせてもらっている。その一方でプロ野球に対する感情は昔と比べれば、ほぼ“無”に近い。それでも、少年時代に会いたかった憧れの人が担当球団の1軍監督になった。4年ぶりのリーグ優勝で胴上げされるところを間近で見たい。【ソフトバンク担当 佐藤究】




