相双地区に今春開校し、1年生だけで初めての夏に臨んだふたば未来学園が初戦で姿を消した。

 154センチの左腕エース草野陸世(りくと)は6回まで4失点と踏ん張ったが、7回に8点を奪われ、号泣しながら右翼守備にまわった。草野は「(7回は)足に力が入らなかった。本当は最後まで投げたかった」と話し、「悔しい思いもあるけど、来年甲子園を目指せるようなチームを作れるよう、がんばっていきたい」と前を向いた。