直球に磨きをかけた東海大相模の両ドラフト候補が最後の夏に挑む。

 昨夏決勝で宝刀スライダーを武器に大会タイの20三振を奪った吉田凌投手(3年)は「真っすぐの切れで勝負して甲子園に行きたい」と進化を見せる構え。最速149キロ左腕の小笠原慎之介投手(3年)は「背番号1」のエースナンバーを背負う。「自分の売りである真っすぐで勝負したい」と、こちらも静かに闘志を燃やした。