「福島のライアン」二本松工のエース右腕・吉羽あたる(3年)が自己最速147キロをマークし、3安打完封で勝利した。

 左足を高く上げ、力をためてから投げるのが特徴。140キロ台のキレのある直球に約90キロの緩いカーブを交え、12三振を奪った。

 吉羽は「この2年初戦で負けていたので歴史を変えようと思った。最初から最後まで全力で投げました」と充実した表情で話した。