日大三が2本塁打を含む10安打、6得点で昨夏覇者を破り、16強入りを決めた。初回にプロ注目の小藤翼捕手(3年)の適時打で2点先制。5回には6番川崎拳士朗内野手(3年)が左翼席場外へソロ本塁打。8回には8番佐々木勝哉内野手(3年)にも場外弾が飛び出した。

 高校通算10本目の川崎は「無心で思い切って振ったので、どこまで飛んだかわからなかった」と苦笑い。下位打線の活躍で快勝も、小倉全由監督(58)は「もう少し打てると思ったんだけど」と物足りない様子だった。