昨夏の県大会準Vの佐野日大は、復帰した主将とエースの活躍で3回戦に進出した。

 竹村律生主将(3年)は6月に左太もも肉離れを起こし、大事をとって1回戦は欠場。同じく風邪で体調を崩したエースの永沢楽投手(2年)もベンチから外れていた。

 その主力2人が活躍した。竹村は5回1死一、二塁から、右越え3点ランニング本塁打。投げては永沢が3回から登板し、4イニングを無失点に抑えて反撃を許さなかった。1回戦でノーヒットだった4番岩崎、昂佑捕手(3年)にも2点本塁打が飛び出すなど、12安打7得点の猛攻だった。永沢は「前回は自分の体調管理が甘かった。調子を上げていって、次先発したらいけるところまでいく」と意気込んだ。