昨夏4強の北見北斗が夏初甲子園に向けて好発進した。5回に1-1の同点に追いつき迎えた6回2死二、三塁。8番細川魁捕手(3年)が左翼へ適時二塁打を放ち、勝ち越し。この回4安打を集中させ、一挙5得点で試合を決めた。

 同校0Bの山田成達監督(42)は「序盤はランナーを出しても1本が出ず苦しかったが、選手はよく打ってくれた」とたたえていた。

 72年北見工以来43年遠ざかる北見地区からの夏全国へ、創部93年目の伝統校が突き進む。