夏の甲子園出場10度を誇る小倉が、祐誠を下し8強進出を決めた。藤森文太外野手(3年)が4打点の活躍を見せ、勝利の立役者となった。

 2回1死二、三塁で左前適時打を放ち2点を先制、6回も1死二、三塁で中前適時打を放ち2点を加えた。

 勝利に貢献した藤森は「先輩から甲子園に行けると言われているので、頑張らないといけない」と気合を込めた。

 1956年を最後に甲子園から遠ざかる古豪小倉だけに、勝負強さ光る藤森が自らのバットで59年ぶりの夏切符をもたらすつもりだ。