昨夏甲子園に初出場した武修館が準決勝で姿を消し、2年連続の聖地は夢と散った。

 3回に失策などが絡み3安打で4点を先制される。4回に4連打で3点を返すなど相手を上回る12安打で逆転を狙ったが、3-5で迎えた5回、無死一、二塁と好機をつくりながら、けん制死、盗塁死が重なり無得点で終わるなど走塁ミスが響いた。

 1年前に甲子園を経験し、この日1番打者として3安打1打点と奮闘した榎森駿也主将(3年)は「3年間楽しかった。やりきりました」とさわやかに笑ってグラウンドを後にした。