敦賀気比(北信越・福井)が青森山田(東北)に競り勝ち、99年以来の決勝に進んだ。

 1-2の5回2死満塁で上中尾真季外野手(1年)が走者一掃の適時二塁打を放ち、4-2で逆転。6回にも西本汰生(たいき)投手(2年)の適時打などで2点を追加した。6-4と2点差に迫られた8回途中からエース山崎颯一郎(2年)を投入して逃げきった。春江中時代に14年のU-15(15歳以下)ワールドカップ(W杯)に投手として出場し、敦賀気比でも1年から出場の上中尾は「初回(無死一塁)にバントの失敗があったので。チャンスに最高の結果を出せてよかったです」と喜んだ。