早実・清宮幸太郎内野手(2年)が惜しくもサイクル安打を逃した。

 第1打席で中越え適時二塁打。第2打席で今夏2戦連続となる右中間ソロ本塁打。第3打席は右飛に倒れたが第4打席で右中間へ適時三塁打を放ってサイクルに王手をかけた。

 サイクルの期待がかかった第5打席はカウント3-1から四球を選んだ。5回コールドで試合が終わり大記録はならなかった。

 それでも高校通算52号を含む4打数3安打3打点1四球。24-0、5回コールド勝ちに貢献した。

 清宮は本塁打について「甘いところに来たボールをしっかり引っ張って捉えられてよかった」と話した。

 サイクル安打を逃したことに「甘い球だけを振っていこうと考えていたので…。特に意識はしていませんでした」と振り返った。