センバツ王者の智弁学園が7回コールドで初戦を突破した。

 エース村上頌樹(3年)が立ち上がり、高田商の1、2番に連打を浴び、9球で1失点。4回にも安打と四球、暴投で2死二、三塁のピンチを迎えたが、一塁ゴロで切り抜けた。この裏に大橋駿平内野手(3年)が同点打を放ち、6回に2年生4番の福元悠真外野手が決勝の25号2ラン。この回に7点を奪い、試合を決めた。7回1失点の村上は「センバツの開幕戦のときより、きょうの方が緊張しました。みんなに声をかけられ、やっとなんとかなった。次からは大丈夫です」と苦笑いだった。