全国最多36度の夏甲子園出場を誇る北海が、2年連続の甲子園へ王手をかけた。初回に6番川村友斗一塁手(2年)の2点適時打で先制すると、13安打で着実に加点。投げてはエース大西健斗(3年)が1失点の力投で、15年センバツ準優勝の東海大札幌(旧東海大四)を7回コールドで下した。

 平川敦監督(45)は「大西は気持ちのこもった投球だった。昨秋は札幌地区予選敗退で、あとは上がっていくだけだった」と、チームの成長に手応えを感じていた。