大阪桐蔭が履正社との史上初の「大阪対決」を制し5年ぶり2度目の春の日本一に輝いた。同校の甲子園大会優勝は夏の4度と合わせ6度目。

 1回表、決勝戦では史上2人目となる1番藤原恭大外野手(2年)の先頭打者本塁打で先制。2回には坂之下晴人内野手(3年)の左越えソロで2点目。6回には藤原がこの試合2本目のソロ本塁打を放ってすべて本塁打で3点を奪った。

 8回に3-3の同点に追いつかれると9回、代打西島一波(3年)の2ランなどで5点を勝ち越し試合を決めた。

 履正社とは昨秋の大阪大会準決勝で対戦し、4-7で敗れていた。そのリベンジを果たした。

 大阪桐蔭はこれで甲子園春夏通算50勝に到達。初勝利は91年春で、すべて平成以降に記録した。甲子園の平成勝利ランキングでは智弁和歌山の56勝に次ぎ単独2位。