旭川大の2年生エース沼田翔平が8回6奪三振7安打無失点と好投。昨夏4強の江陵を破り、2年連続で初戦突破した。

 緊張で初回はいきなり2安打を許したが2回以降は立て直した。攻撃では4回無死一、二塁にバント安打で出塁。その後の2得点につなげた。沼田は「調子が良くない中でも投げられた」と振り返った。

 始球式はOBでリオデジャネイロ五輪女子78キロ超級銅メダリスト山部佳苗(26)が務めた。端場雅治監督(48)の3年間担任だったという縁がある山部は「みんなリラックスして良い雰囲気に見えた。チームワークで戦ってほしい」とエールを送った。