釧路北陽が中標津を2-1で下し、北北海道大会での14年ぶり勝利をマークした。

 背番号1の右腕、藤中隼人投手(3年)が6安打1失点の完投勝利。緩い変化球を効果的に使い、8回の犠飛での1失点に抑え、初回に挙げた2点のリードを守りきった。

 今春の釧根地区3回戦で7-11で敗れた相手に雪辱の勝利。無失策の守備に、中村昭和監督(42)は「何とかバッテリー中心に守ってくれた。練習でやってきたことを表現できた。いい自信にしてくれれば」と話していた。