全国高校野球選手権(7日から15日間)の出場校による甲子園練習が、始まった。蒸し暑い中、全国制覇の経験を持つ天理(奈良)や智弁和歌山をはじめ、戦後最多を更新する11年連続出場の聖光学院(福島)など8校が汗を流した。

 練習時間は各校30分。強打が伝統の天理は、シート打撃で打席の感覚を確かめた。昨夏8強の聖光学院の選手たちは、慣れた様子でグラウンドを駆け回った。19年ぶり出場の滝川西(北北海道)は、守備練習に多くの時間を割いた。

 甲子園練習は組み合わせ抽選会がある4日まで行われ、2日は昨夏全国制覇した作新学院(栃木)など16校が練習する。