19年ぶりの3度目の出場を決めた京都成章は、5年ぶり4度目の出場となる神村学園(鹿児島)と大会第7日(13日)の第1試合で対戦する。

 松井常夫監督(53)は「(相手は)甲子園の常連だし、春の九州王者。うちよりも、2枚3枚も上手」。対戦までに時間があるため「もう1回締め直せる。ミニ合宿をするくらいのレベルでしんどい練習をしたい」と万全の状態で臨むつもりだ。

 府大会優勝後、98年出場時の監督、奥本保昭氏からは「忘れ物をとりにいってこい」と連絡が来たという。「まずはOBも待っている19年ぶりの1勝を」。ノーヒットノーランで優勝を逃して以来の聖地で一戦必勝を重ね、歴史を塗り替えるつもりだ。