聖光学院(福島)が決勝進出を決め、5年ぶり5度目のセンバツ出場を当確させた。

 能代松陽(秋田)の最速140キロ左腕、165センチの佐藤開陸(かいり、2年)に2本塁打を含む17安打を浴びせ、16得点で大勝した。

 斎藤智也監督(54)は「(相手を)打てないという恐怖感があった分、覚悟が決まった。序盤から打線が振れていた」と初回と3回にともに奪った4得点を絶賛した。決勝に勝てば明治神宮大会(11月10日開幕)は初出場となる。「センバツだけを目指すのはつまらない。ここは通過点」と先を見据えた。