日本学生野球協会は21日の審査室会議で高校の処分を決め、大宮工(埼玉)は部員の器物破損などで10月8日から来年7月6日まで対外試合禁止となった。来夏の全国選手権大会の地方大会出場は差し支えない。

 秋季中国大会で優勝したおかやま山陽(岡山)は副部長へ暴力を振るったコーチが11月2日から1年間の謹慎。一昨年夏の甲子園大会に出場した大阪偕星学園は、部員の部内いじめなどで11月1日から6カ月の対外試合禁止処分を科された。

 対外試合禁止処分の期間、理由は次の通り。

 周防大島(山口)10月14日~来年4月13日=部員の飲酒、窃盗、喫煙▽羽島(岐阜)10月7日~来年4月6日=部員の喫煙▽神戸高塚(兵庫)10月13日~来年4月12日=部員の部内いじめ▽大宮工(埼玉)10月8日~来年7月6日=部員の器物破損、迷惑行為▽学校名非公表 11月5日~来年2月4日=部員の盗撮▽大阪偕星学園 11月1日~来年4月30日=部員の部内いじめ、遊技場遊技、喫煙▽栗東(滋賀)11月1日~来年1月31日=部員の部内いじめ