来秋ドラフトは、2000年生まれの高校生「ミレニアム世代」に注目だ。全ポジションで有力候補の名前が挙がる。夏の甲子園は100回大会。「ミレニアム世代」を軸に高校野球が盛り上がる。

 横浜・万波中正外野手(2年)が投打の二刀流で引っ張る。コンゴ出身の父を持ち、190センチ、93キロの体で1年時から活躍。投げては最速147キロの直球を武器にし、本塁打は高校通算28本。ソフトバンク3位の増田珠外野手(3年)から学んだのは「野球を楽しむこと」。万波は「来年、自分の人生がかかっている。春の大会で絶対に打てる準備をする」と決意を語った。