今春センバツ出場が濃厚な乙訓(京都)が7日、京都・長岡京市内の同校グラウンドで練習を行った。

 プロ注目の最速138キロ左腕・富山大樹投手(2年)は昨夏に背負っていた背番号1を、同級生の右腕・川畑大地投手に譲り「大会までに練習試合で抑えて1番を取りたい気持ちはある」と意気込んだ。

 乙訓は普通科とは別にスポーツ健康科学科を持ち、iPad(アイパッド)などを使って動作の解析をするなど専門的な授業を行う。スポーツ健康科学科の富山は現在、他の投手3人と「ピッチングのフォームと球速の関係」について研究中。富山自身も球速をあと5キロ上げたいと考えており、学んだ理論を投球に生かす。