今春のセンバツに出場する日大三(東京)が11日、東京・町田市内の同校グラウンドで橘学苑(神奈川)と今季初の練習試合を行った。

 初回に4番大塚晃平外野手(2年)が先制の2点適時二塁打をマーク。2回には1番金子凌内野手(2年)がソロ本塁打を放ち、7回にも大塚が左翼に2ランを放つなど、打線が17安打14得点と爆発し、14-4で大勝した。

 守っては中村奎太投手(2年)が先発し、5回を3失点。2番手で登板した井上広輝投手(1年)は4回を1失点に抑えた。小倉全由監督(60)は「(大塚は)右に左にね。1発も出ましたからね。柳沢にも1本出ましたし、そこは良かったです」と評価。「投手に関しては、もう少し内を攻めてもいいかなと思います。最初ですし、これからです」と振り返った。