今秋ドラフト上位候補の小園海斗内野手(3年)擁する報徳学園が滝川二に逆転負けした。

 県大会初戦敗退となり、甲子園100回大会を目指す、今夏の兵庫大会での第1シード権を逃した。

 6回に相手暴投で先制するも、打線が散発5安打に抑えられ、8回に3連打から逆転を許した。小園はこの日3打数無安打2四球。地区大会の第2代表決定戦の試合中に、相手選手のスパイクが左足の甲に当たった。1週間練習も休み、この日も打撲の痛みは残っていた。それでも言い訳にはせず「もっと変えないといけない。全員で話して夏に向けてやっていきたい」と声を振り絞った。