第100回全国高校野球選手権記念西兵庫大会の組み合わせ抽選会が26日、行われる。記念大会の今年は東西に分かれ、兵庫から2校が甲子園に出場。西兵庫大会は、明石商が大本命だ。

 左腕の加田悠真投手(3年)ら投手陣が豊富で、打線も切れ目なし。春の近畿大会では大阪桐蔭に延長10回の末敗れたが、一時6点差を追いつく猛攻を見せた。この試合では、先発の1年生・中森俊介投手ら5投手が登板し経験を積んだ。狭間善徳監督(54)は「監督を始めて(以降)メンバーの中の競争が一番激しい。勝負はこれからなので、ここからどう過ごすか」と夏に向けて確かな手応えを感じていた。明石商は15年から3年連続で準優勝。100回大会の今年は雪辱を果たせるか。

 秋の県大会準優勝の西脇工も実力が高く、勝機は十分。伝統校の東洋大姫路、三田松聖、津名らも出場を狙う。