春季北海道大会で優勝した札幌第一が、逆転勝ちで初戦を突破した。2回に3点を先制されるも、1-3の7回1死二、三塁から5番村田凜捕手(2年)の右翼線2点適時打で追いつき、8回1死一、三塁で2番若松尚輝左翼手(3年)が左翼線適時二塁打を放ち、勝ち越した。

 菊地雄人監督(46)は「4番の柴田(颯=3年)が打てなくても、勝てるようになることが大事。取れるときに、しっかり打線がつながった。捕手の村田の成長もカギになっている」と話した。